基本中の基本!英語を知り尽くした通訳が伝える、チョーゼツ効果的な英文作成のたった4つの極意!!
このブログでは
年収を2倍以上にする英語スキルを身につけるために
皆さんの専門分野で想定される、
あらゆるコミュニケーションのシーンを
想像力を駆使してリストアップし
それを自分の力でまずは英語にしてみる
という実践方法を奨励しています。
そうは言っても自分の英語に自信がない
という方は英文作りに躊躇してしまうかも知れません。
今回は非常に効果的に英文作成をするための肝
となるいくつかの点について説明します。
* 主語を特定する
ご存知のように、英語の会話では主語が全てのスタート地点となります。
一方で日本語では行為の主体が不明瞭でも成り立つ言語です。
なのでまず最初に意識すべきは
自分が伝えたいことの主語は何か?ということです。
主語は人、もの、事柄のどれでも構いません。
例えば:
● 問題が生じています。
1. We have a problem.
2. A problem have occured.
● 宿題を忘れたら困ります。
1. You have a problem for not doing your homework
2. Not doing your homework brings you a problem.
1. は人を主語にした場合の英語
2. はモノや物事を主語にしています。
どちらも正しい英語です。
日本語を母国語としている日本人は主語を特定するのに慣れていないので、
誰にとっての状況を伝えようとしているのか
という視点で考える発想の転換が必要です。
* 結論(または一番言いたいこと)を先に伝える
日本語を話す際には
理由付けやプロセスの説明から始まって
結論が最後に来ることが多いですよね。
英語では結論を先に伝えることが重要視されます。
結論を先にシンプルに伝えることで
ノンネイティブの発音を理解しようと集中して話を聞いている
外国人の負担が軽くなります!
これは非常にありがたい事なんです。
それに先に結論を伝えてしまえば
その理由はある程度推測がつくので
最後まで怪訝な顔をされるリスクが避けられます!
例えば:
The company have reduced the revenue and we need to do something ....
So let me propose the new marketing method, which is online advertisement.
(会社の売り上げが落ちていて何らかの手を打つ必要に迫られています・・・そこで新しいマーケティング手法として、オンライン広告を提案します)
↓
Let me propose online advertisement to improve the declining revenue.
(会社の売上げ減を改善するためオンライン広告を提案します)
シンプル直裁的で分かりやすいですよね。
思考プロセスを追って説明するのではなく
結論を先に、
を常に心がけましょう。
* SVOを駆使してできる限りシンプルな文章構造を心がける
英語の授業で習ったSVOを覚えていますか?
主語(誰が)、動詞(する)、目的語(何を)の英語の文章の組み立てです。
実は驚くほど大半の文章がこの英語の構造を使って表現できるのです。
先ほど人だけではなくモノや事柄も主語になりうるとお伝えしました。
これがSVOの簡単な文章作りの肝になる原則です。
例えば:
「販売促進活動を実施すれば、売り上げ増が期待できる」
人を主語にすると
We can increase the revenue by doing the sales promotion
販売促進活動を主語にすると
The sales promotion can increase the revenue
例えば:
このプログラムにより、時間の節約が実現できる
人を主語にすると
We can save time thanks to the program
このプログラムを主語にすると
This program saves time
非常に簡単な英語で表現できることが分かりますね!
そうはいっても上の例のような日本語を
すぐに英語のSVOに転換するのは難しい!
という人がいるかも知れません😀
その場合はまず余計な情報を削ぎ落として
本当に伝えたい日本語の内容に整理してみるといいのです。
このプログラムにより時間の節約が実現できる
↓
このプログラム(S)は時間(O)を節約する(V)(SVO形式を当てはめた日本語)
↓
This program saves time
日本語がこれだけ平易なら簡単に英語にできそうですね!
* 受動態ではなく能動態を使う
受動態と能動態では能動体の方が力強い印象を与えます。
例えば:
私は礼儀正しい少年に感銘を受けた。
受動態の場合 I was impressed by the polite boy.
能動態の場合 The polite boy impressed me.
どんな違った印象を受けますか?
例えば:
機能試験には多くの間違いがありました。
受動態の場合 There were a lot of mistakes in the functional test.
能動態の場合 We made a lot of mistakes in the functional test.
受動態の方はややもすると問題を他人事のように考えている印象を与えますが、
能動態の方が責任の所在がはっきりしていて好まれます。
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いかがでしょうか?
簡潔に説明しましたが上記の4点は
効果的な英語のコミュニケーションを行う際に
非常に重要な点なので
繰り返し読んで、ご自分の作った英語と照らし合わせて
記憶に定着させるようにしてくださいね♫
では継続的な学習効果を得るために
今回もこのブログを読んだ後は最低20分の英語学習を
3日間継続するようにしてみてくださいね♫