絶妙にフィットする動詞さえ掴めば、それだけであなたの言いたいことは英語で200%伝わる!!(その2〜)

新年あけましておめでとうございます😀

 

今年もダイナミックな英語作りに欠かせない

印象的でマルチに使える極上の動詞感覚をあなただけに紹介していきます。

話すスキルを爆上げするために最後まで読んでくださいね。

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その2 Address

アドレスですから「住所」と理解している人も多い動詞かと思いますが

なんと;

 

 (問題や課題に)対応する、対処する

  演説する

 

という意味があります😀

特に太字青で示した(問題や課題に)対応するという意味で

かなりいろんなシーンで使える動詞です!!

 

例えば、外部の投資家などとの会話で

会社が具体的に何をしているのかを曖昧にしておきたい時には;

”We address the issue” 

とさえ言っておけば、何らかの行動を取っているんだなと理解してもらえます。

さらに ”with urgency” を最後に付ければ

「目下全力をあげて事態に当たっております」的なニュアンスになります。

 

他にもaddressがぴっり当てはまるシーンとしては; 

 

 ● The government needs to address the increasing medical costs.     

   政府は増え続ける医療費の問題に対処する必要がある。

   

 ● We need to address many issues before IPO.  

   新規株式公開する前にさまざまな問題に対応する必要がある。

 

細かく何をしているかということを議論する前段として使える便利な動詞です。 

 

ちなみに英英辞書を引いてみると、addressの意味は;

 

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 「問題や状況について考え、どのように対応するかを決めること

とあります。

 

「演説」の意味の例文は;

● The president addressed the employees and encouraged to hang on despite COVID-19                 

  社長はコロナに負けず頑張るよう社員に向けて演説し、励ました。

 

 

なんらかの課題を認識して、それに対して行動を取ることを始めているよ

ということを表現したいときには是非addressを取り入れてください😀
 

 

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その3  Identify

 

名詞のIdentityから「身元を明らかにする」という意味で一般的に理解されがちな動詞ですが、なんと;

 

 (原因などを)特定する

 (何かであることを)確認する

 (ものや存在を)突き止める、発見する

 

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という意味があり、この単語もかなり応用範囲が広がる動詞です😀

 

● We need to identify the needs of the clients.     

   クライアントのニーズを特定する必要がある

 

● Identify the attacker  

  攻撃した犯人を割り出す

 

● Identify the root cause of the fraud  

  不正の根本原因を特定する

 

● Lets identify the target audience, first.  

  まずは対象の読者を特定しよう

 

上述の例文はいずれも特定するという意味のidentifyを使った例文ですが、

このidentifyという動詞

ビジネスシーンなどでかなり使えそうなことが垣間見えますよね?

 

もちろん身元を特定するという意味でもidentifyはビジネスシーンで大活躍しています。セキュリティがバズワードの近代ではIDバッジがないと自分のオフィスに立ち入れないことが多いかと思います。

 

 He IDed(identified) himself to the guard.       

  彼は警備員に身分を証明した   

 

ちなみに英英辞書でidentifyは;

 

ピンポイント、指差しで示す、(他と)区別する、割り出す

 

となっています。

 

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たかが一つの動詞の英単語ですが、

この一個を確実にマスターしたら

皆さんの英文作成の幅がグーンと広がる可能性を感じていただけたでしょうか?

 

次回も皆さんの英語を話すスキルを爆上げする動詞をご紹介しますので

楽しみにしていてくださいね!

 

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さて今回も、このブログを読んだみなさんは

英語力を身につけて収入を2倍以上に増やすべく

学習継続の習慣を身につけるため、最低20分の学習を3日間続けてくださいね♫ 

継続は力なり!!

 

絶妙にフィットする動詞さえ掴めば、それだけであなたの言いたいことは英語で200%伝わる!!(その1)

これまでいくつかのブログの中でSVOを基本スタイルとした、

あっという間に簡単に自分で作れちゃう英語の構成

を提案させていただきました。

 

Be動詞やThere is/are

イディオムも忘れちゃって大丈夫という

破壊的アイディア

にはまだ半信半疑な方もいるかもしれません。

 

これから先のブログではそんな疑問も

徐々に解消していきたいと思います。

見逃さないようにしてくださいね。

 

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本日より、ダイナミックな英語作りに欠かせない

印象的でマルチに使える極上の動詞感覚

あなただけに紹介していきますので

話すスキルを爆上げするために最後まで読んでくださいね。

 

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その1 Develop

開発する」という意味でおなじみの動詞ですが、なんと;

 

 (新しいものを)作り出す、

 (物事が)発展する(展開する)、

 (人や物事が)進化する、

 (傾向が)発現する、

 (宅地を)造成する、

 (能力を)伸ばす、

 (病気に)なる

 

など多様な意味を網羅する

かなりマルチに使える単語なのです😀

 

以下に例文を掲載しますので

上のどの意味に該当するのか考えながら確認してみてください。

 

 develop relationships with customers    

    顧客との関係を構築する

 

 develop to be a great company  

    偉大な国家として栄える

 

 develop lung cancer  

    肺がんを患う

 

   develop engine trouble   

   エンジントラブルを引き起こす

 

   develop into a major problem  

   重大な問題に発展する

 

   develop presentation skills   

   プレゼンスキルを身につける

 

 develop talent   

    人材育成する

 

一言ビジネスチェック

ちなみに、私はdevelopの名詞のdevelopmentを

ものごとの展開という意味で通訳する際によく使います😀

 

Let me explain the development of the issue.

事の経緯を説明しますと・・

 

 

ここでもう一点注目して欲しいのは

例文の和訳です。

 

developという一つの動詞ですが

実にさまざまな日本語で表現できることが分かりますよね?

 

日本語が浮かんできて、

それを英語に直したいなと思ったときに

どんな動詞を選択するのか?

 

それは習熟度やセンスというのもあるかもしれませんが、

グッとくる英語を選択できるようになる

時短学習のコツをここでお伝えします!!

 

英英辞書を引くことです!

 

え?めんどくさいし、英語で単語の意味が書かれていても頭に入ってこない?

そうですよね〜😅めっちゃ分かります。

辞書引くだけでも億劫なのに英英辞書なんてなかなかひきたくないですよね。

 

そんな皆さんに変わって私が一肌脱ぎましょう!! 笑

 

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developを英英辞書で引いたものを

日本語でざっくり説明すると次のようになります;

 

 「徐々に大きくなる、発展する、強くなる

 何かが発生する、変化することで良くなる、または悪くなる

 スキルや能力、品質を持つようになる

 アイディアを思いつく」

 

つまりdevelopという単語は

きっかけとなるものがあって、

それが物事をある方向に動かす、

ということを表す際の動詞なのです。

 

このように英語の動詞が現したいことの

根本的なアイディアを理解することで

 

日本語を該当しそうな英単語に単純かつ適当に転換するよりも

その動詞を使える幅がかなり広がり

自由自在に英文を作れるようになるのです!!

 

developというたかが一つの動詞の英単語ですが

この一個を確実にマスターしたら

皆さんの英文作成の幅がグーンと広がる可能性

感じていただけたでしょうか?

 

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次回はaddressという動詞をご紹介しますので

楽しみにしていてくださいね!

 

さて今回も、このブログを読んだみなさんは

英語力を身につけて収入を2倍以上に増やすため

学習継続の習慣を身につけるべく

最低20分の学習を3日間続けてくださいね♫ 

継続は力なり!!

 

では良いお年を🎍

 

 

文法なんていらない!ディスラプティブ(破壊的)な英文作成法をズバリあなたに伝授します!!

世の中の常識を壊す新しいテクノロジーや新しいやり方が世の中に登場した時にディスラプ(破壊的な)という形容詞で表現されることがあります。

アップルがipadを市場に導入した際はディスラプティブ・イノベーションともてはやされました♫

なんと英文作成においてもそのような革新的な方法が存在するのです!!

今回はそれを「ディスラプティブな英文作成法」と称してご紹介しますので最後まで読まないと損すること間違いなしです〜!!

 

ディスラプティブ英文作成法その1 

* イディオムは全て忘れ去っていい!!

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「英語はイディオムが多いから、暗記するのが大変で習得できない」

という常識を覆したいと思います。

イディオムは全て簡単な動詞一つで置き換えることが可能です。

イディオムは膨大に存在しますので、ここで全て取り上げるのはとても不可能です。そこでよく使われる基本的なものだけを例にとって説明します。

 

make use of (使用する)       実は use だけでOKなんです

 She makes use of Mercari to sell her stuff. → She uses Mercari to sell her stuff.

 

get rid of (取り除く)  なんと remove 代用可能です

 I got rid of old furniture.   → I removed old furiture.

 

give rise to (〜を引き起こす)  つまりは cause です

 His response gives rise to a chain reaction   → His response causes a chain reaction. 

     

そもそもイディオムって本当に使うべきなんでしょうか?世界で英語を使う人口規模を考えたことがありますか?中国人やインド人、ヨーロッパの人たちだって英語を話します。英語スピーカーは圧倒的にノンネイティブ人口の方が多いのです。

では彼らが全て英語のイディオムを覚えていて使えるレベルの人たちなんでしょうか?

分からない?だからこそ簡単な動詞を使ってあげることで、コミュニケーションの成功確率を大きくアップすることが必要なのです。

 

これからはイディオムの暗記に無駄な時間を費やすのは「一切」やめて、その代わりにシンプルな使える動詞をたくさん覚える時間をとりましょう。その方が遥かに効率的ですよね!?

 

 

ディスラプティブ英文作成法その2 

* Be動詞を使いそうになったら疑う!!

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自分のことを話す際にどうしても I am ... と浮かんでしまいませんか?

例えば、自己紹介で「私は営業部で車を販売しています」と言いたい場合、

あなたならどんな英語にしますか?

 

ついつい

I am a sales staff selling automotives at the sales department.

みたいに訳してしまいませんか?私は時々そうなります(😅)

 

では 

I sell automotives at the sales department.

と聞いたらどうですか?

なんか、ちょっと英語慣れしてるっぽくてスマートに聞こえませんか?

 

学校でbe動詞のことを「〜です」と教えられた記憶がある人は多いと思います。そのせいでbe動詞を多用してしまう癖がついている人も多いのではないでしょうか?

 

実はbe動詞は状態を表す静的な表現の動詞なので、何をしているかを表す動詞で代用した方がダイナミックに聞こえるのです。

前回お伝えしたSVOを使ったシンプルな英語構文でご紹介した方法を思い出してください。読んでいない人はぜひ読んで参考にしてくださいね。

    私(S)+ 売る(V)+ 車(O)

自己紹介にもSVOを当てはめて、聞き手の記憶に残るダイナミックで、しかも簡単な英文構成を実践してみてください。

 

 

ディスラプティブ英文作成法その3 

* There is / are 表現は捨てていい!!

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日本語で「〜がある」、「〜がいる」と伝えたい時、それは There is/are で効果的に伝わるのでしょうか?

例えば、このクラブには15人のメンバーが参加している。

ついつい

There are 15 members in this club.

と考えますよね?

 

でもこれって効果的なSVOが当てはまっていますか?

実は、There is/are が必要と思われる日本語でもSVOに変換できます。

 

This club has 15 members.

 

どうですか?

こっちの方がめちゃくちゃ簡単だし

より英語っぽく聞こえるナチュラルな表現ですよね?

 

There is/are を置き換えるのにhaveやhasを使ったSVOは非常に効果的です。

ぜひhaveやhasを使ったSVO構文をたくさん覚えてマスターしてください!

 

私の車にはエアバッグが装備されている。

There is an airbag attached to my car.   

                 ↓

My car has an airbag.

 

このページにはサンプルのフローチャートがある。

There are sample flowcharts provided on the page.

                     ↓

This page contains sample flowcharts. 

 

短くて簡単なのですぐ頭に浮かんできて、しかもダイナミックに聞こえる英語表現のコツ、お分かりいただけたでしょうか?

 

今回もこのブログを読んだ後は、英語で年収を2倍以上にする継続力を身につけるために、最低限20分の英語学習を3日間、学習プランに沿って進めてくださいね♫♫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基本中の基本!英語を知り尽くした通訳が伝える、チョーゼツ効果的な英文作成のたった4つの極意!!

このブログでは

 

年収を2倍以上にする英語スキルを身につけるために

皆さんの専門分野で想定される、

あらゆるコミュニケーションのシーンを

想像力を駆使してリストアップ

それを自分の力でまずは英語にしてみる

という実践方法を奨励しています。

 

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そうは言っても自分の英語に自信がない

という方は英文作りに躊躇してしまうかも知れません。

今回は非常に効果的に英文作成をするための肝

となるいくつかの点について説明します。

 

* 主語を特定する

ご存知のように、英語の会話では主語が全てのスタート地点となります。

一方で日本語では行為の主体が不明瞭でも成り立つ言語です。

 

なのでまず最初に意識すべきは

自分が伝えたいことの主語は何か?ということです。

主語は人、もの、事柄のどれでも構いません。

 

例えば:

● 問題が生じています。

  1.  We have a problem.

  2. A problem have occured.

 

● 宿題を忘れたら困ります。

  1. You have a problem for not doing your homework

  2. Not doing your homework brings you a problem.

 

1. は人を主語にした場合の英語

2. はモノや物事を主語にしています。

 

どちらも正しい英語です。

 

日本語を母国語としている日本人は主語を特定するのに慣れていないので、

誰にとっての状況を伝えようとしているのか

という視点で考える発想の転換が必要です。

 

* 結論(または一番言いたいこと)を先に伝える

日本語を話す際には

理由付けやプロセスの説明から始まって

結論が最後に来ることが多いですよね。

 

英語では結論を先に伝えることが重要視されます。

結論を先にシンプルに伝えることで

ノンネイティブの発音を理解しようと集中して話を聞いている

外国人の負担が軽くなります!

これは非常にありがたい事なんです。

 

それに先に結論を伝えてしまえば

その理由はある程度推測がつくので

最後まで怪訝な顔をされるリスクが避けられます!

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例えば:

 

 

The company have reduced the revenue and we need to do something ....

So let me propose the new marketing method, which is online advertisement.

(会社の売り上げが落ちていて何らかの手を打つ必要に迫られています・・・そこで新しいマーケティング手法として、オンライン広告を提案します)

                 ↓

Let me propose online advertisement to improve the declining revenue.

(会社の売上げ減を改善するためオンライン広告を提案します)

 

シンプル直裁的で分かりやすいですよね。

思考プロセスを追って説明するのではなく

結論を先に、

を常に心がけましょう。

 

* SVOを駆使してできる限りシンプルな文章構造を心がける

英語の授業で習ったSVOを覚えていますか?

主語(誰が)、動詞(する)、目的語(何を)の英語の文章の組み立てです。

実は驚くほど大半の文章がこの英語の構造を使って表現できるのです。

 

先ほど人だけではなくモノや事柄も主語になりうるとお伝えしました。

これがSVOの簡単な文章作りの肝になる原則です。

 

例えば:

「販売促進活動を実施すれば、売り上げ増が期待できる」

 

人を主語にすると 

We can increase the revenue by doing the sales promotion

 

販売促進活動を主語にすると 

The sales promotion can increase the revenue 

 

例えば:

このプログラムにより、時間の節約が実現できる

 

人を主語にすると 

We can save time thanks to the program

 

このプログラムを主語にすると 

This program saves time

 

非常に簡単な英語で表現できることが分かりますね!

 

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そうはいっても上の例のような日本語を

すぐに英語のSVOに転換するのは難しい!

という人がいるかも知れません😀

 

その場合はまず余計な情報を削ぎ落として

本当に伝えたい日本語の内容に整理してみるといいのです。

 

このプログラムにより時間の節約が実現できる

   ↓

このプログラム(S)は時間(O)を節約する(V)(SVO形式を当てはめた日本語)

   ↓

This program saves time

 

日本語がこれだけ平易なら簡単に英語にできそうですね!

 

* 受動態ではなく能動態を使う

受動態と能動態では能動体の方が力強い印象を与えます。

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例えば:

私は礼儀正しい少年に感銘を受けた。

  受動態の場合  I was impressed by the polite boy.  

  能動態の場合  The polite boy impressed me.

どんな違った印象を受けますか?

 

例えば:

機能試験には多くの間違いがありました。

  受動態の場合 There were a lot of mistakes in the functional test.    

  能動態の場合 We made a lot of mistakes in the functional test.

 

受動態の方はややもすると問題を他人事のように考えている印象を与えますが、

能動態の方が責任の所在がはっきりしていて好まれます。

 

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いかがでしょうか?

簡潔に説明しましたが上記の4点は

効果的な英語のコミュニケーションを行う際に

非常に重要な点なので

繰り返し読んで、ご自分の作った英語と照らし合わせて

記憶に定着させるようにしてくださいね♫

 

では継続的な学習効果を得るために

今回もこのブログを読んだ後は最低20分の英語学習を

3日間継続するようにしてみてくださいね♫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時通訳だから断言できる、日本人が話せる英語を身につける秘訣はズバリこれ!!

あなたがある程度英語を学習してきたと自負しているなら、

本当はもっとしゃべれるようになるはずだったのに

と失望したことはありませんか?

 

勉強しても英語が喋れないのは

圧倒的なアウトプット不足で

記憶が定着していないからなんです。

 

日本人の英語学習者にありがちな話す能力の欠如は

学習内容を実際のシーンで使ってみる機会

(=アウトプットの量)がどの程度あるのかが大きく関係しています。

 

学習を通じた脳へのインプットの量と

それを実践するアウトプットの量が比例していること

これが学習効果を定着させるために理想的な状態なのですが

日本人の場合はそれが圧倒的に不足しているのです。

 

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例えば;

”Thank you for your continued support to provide the best service to our clients”

(お客様に対して最高のサービスを提供するための継続的なサポートをありがとうございます)

 

と暗記したとします。

するとその記憶はあなたの脳の一部の場所に

「仮置き」されると思ってください。

 

その記憶が顕在意識にしっかり定着して

咄嗟に口から出てくるようになるには

そのセリフを実際に使う場面に何度か遭遇して実践できることが必須です。

 

ここぞという場面に遭遇した時に

いかにうまくそのフレーズを自分の口から発することができるのか

それはその一点にかかっています。

 

一回実践の機会に遭遇しただけでは安心できません。

2〜3回同じフレーズを口から発してみて初めて脳に定着したと言えるでしょう。

 

私たち通訳者は日頃から浴びるほど日本語と英語を聞き

瞬時に逆の言語に置き換える作業をしています。

 

アウトプットの機会に十分恵まれていて

それだけ幅広いフレーズと単語がしっかりと脳に定着しており

会議参加者の不意の発言にも瞬間的に脳が瞬間的にリサーチして該当する英語または日本語を引っ張ってきてくれるようになっているのです。

 

通訳の場合は、実際の会議の前に資料や下調べをして用語をチェックして望みますが、初めて聞く単語に出くわすこともよくあります。

 

そんな時は

スピーカーがそれを発言の中に盛り込んで喋っているのを

耳で何度か聞かないとうまく通訳に取り入れられないこともあるんです。

 

脳は新しい記憶や曖昧な記憶を咄嗟に処理できないのです。

 

では、アウトプットの機会って、実際のシーンに巡り合うまで待つしかないんでしょうか?

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決してそんなことはありません!!

 

一緒に英語を学習する相手がいる場合は

その方に手伝ってもらって英語で話してみるのもいいでしょうし

私もそうでしたがそんな人周りに一人もいない

という方、ご安心ください!

 

「自分で口に出して何度も読み上げる」

 

たったこれだけで

目と耳からの二重の記憶効果が得られます。

暗記した後で発声すれば

アウトプット効果を得ることになります!!

 

そして覚えたい英文は多少間違っていてもいいので

自分で考えて作ったものである

ことがさらに効果を高めてくれます。

 

最近のビジネス書は本当に優れていて

シーン毎に想定される会話やフレーズを親切に記載してくれているものがたくさんあります。

ただ、そこに書かれているフレーズを片っ端から覚えようとしても

即時的に大きな効果は得られないと思います。

 

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せっかく時間をかけて全てのフレーズを覚えたとしても

脳の中に仮の記憶として置かれた状態になるだけなので、

時間の経過とともに薄れてしまい

振り返ると結果的に何も覚えていないということになりがちです😅

 

日本で生まれ育ち、

留学経験もほとんどない私がプロの通訳になるまでには、

数多くの学習書を購入して必死にメディア英語を聞いて時間をかけて勉強しましたが、今でもしっかり覚えているのは手書きで自分で作った単語帳くらいです😅

 

そして、実際の現場で使用するワードはというと

決して膨大なものではありません。

 

これまでに気が遠くなるほど単語帳を作ってきましたが

それらを全て現場で駆使できているか?

 

決してそんなことはありません!

記憶として定着しているよく出てくる単語、

聞いている人に分かりやすい平易な表現が中心です。

 

だからこそ、

 

目的に合わせてよく絞った学習内容を繰り返しインプットして

それらをアウトプットもして脳に記憶として定着させる機会を

なるべく多く確保すること。

 

英語学習においてはこれが何よりの極意なのです。

 

インプット(単語やフレーズを自分で英語に置き換えて理解して何度も読み上げ暗記する)

     ↓

アウトプット(暗記したものを声に出して発言する、周りの人や実際のシーンで相手がいる場合にそれを発言できる機会に恵まれるのがベスト)

     ↓

記憶が脳に定着し、咄嗟に口から英語が出てくる状態になる✨✨

 

皆さんも早速上のサイクルを回し始めましょう♪♪

 

いつも通りこのブログを読んだ後は最低20分3日間の英語学習を学習プランに沿って進めてくださいね♫

 

 

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発声するだけで、脳の記憶がなんと倍増しちゃう驚きの学習効果!!

皆さんは英語を勉強するときに思わず声に出してしまうことがありますか❓

あるという方、おめでとうございます‼️

あなたは英語学習能力が高い人です。

 

人は五感を通じて物事を記憶します。

中でも視覚は記憶において大きな要素ですが

こと言語においては聴覚による記憶効果は非常に大きいのです🧐

 

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英語学習においては、

スピードラーニングなどの教材の音源がなくても、

外国人が側にいなくても音声を通じて脳に記憶を定着させる方法があります。

 

それは自分自身で文章や単語を読み上げることです。

 

自分の声は自分のがしっかり聞いていますし

同時にからも情報が入ってくるので二重の効果があります!

さらに自分ので書きながら読み上げれば三重の効果が得られます‼️

私の経験上、英語学習の肝ってこれに尽きるかもしれません。

 

前回「海外に行かなくても確実に英語をマスターする方法」でご紹介した

自分の専門分野におけるコミュニケーションのリストづくりをして頂いた方は

ご自身で英語に直したリストを一日に何度も読み上げてください。

 

それだけで自然と記憶が脳に定着して

考えなくても口からフレーズが勝手に出てくるようになります。😊

 

自分で英語を話すときはもちろんそれが効果を発揮しますが、

ヒアリングをする際も

定着した記憶を手がかりに

少し想像力を拡大すれば

かなりの部分を聞き取れるようになります。

 

私も通訳になりたての頃はヒアリングができなくてよくつまづいていました😅

 

でも世の中には常識というものが存在しますから

そこから外れたことを言う人はなかなかいない

と言うことが腑に落ちてからは

よほど変な通訳をすることは無くなりました^^; 

 

これって分かっているようで

頭が真っ白になると意外と見失いがちなことなんですよね。

 

そもそも英語の発音ってどうしたらいいか分からない⁉️

そんなに深刻にならないでください😄徐々に慣れてきます。

 

流暢に発音できなくても良いんです。

大体世の中英語のネイティブスピーカーの方が少数派なんですから。

 

中国人は中国語に近い英語になりがちなんでしょうね

早口であまり抑揚がなくてそもそも英語に聞こえない時もあります😅

 

インド人の英語もかなり通訳泣かせなんですが

独特のイントネーションがあって訛りが強い人が多いです。

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日本人の英語は同じ日本人だからと言うのもありますが

一つ一つの単語を丁寧に発音しようとする人が多いので分かりやすいんです。

 

いかに単語同士をうまく繋げて発音するか

what are you going to do? をワッチャゴナドゥみたいに言えれば良いってもんでもないんですよね。

 

さあ、自信がついてきましたか?

英語を話す際は根拠のない自信というものもとても大事です。

 

こちらがおどおどしていると相手も不安になります

コミュニケーションなんて双方存在して初めて成り立つものなのですから、

 

分からなかったら分からないから

「分かるように話して」

"Please speak in plain English!"

 

ってお願いすれば良いんですよ。

質問のし方が分かりづらいことも多々ありますから‼️

 

外国人の方ってその辺臨機応変ですよ。

聞き返すと、ごめんごめん聞き方が悪かったね

じゃあこう言うふうに質問しよう・・って

優しく言い換えてくれることが多いです😀

 

日本人同士の場合は単一の文化

歴史的背景を持っているので、

阿吽の呼吸とか、言わなくても通じ合えるって神話(笑)を持っていますが

これはハイコンテキストカルチャーと言って

言語に現れない情報(表情や文脈の読み取り)で

コミュニケーションを取ろうとする文化なんです🇯🇵

 

一方、他の多民族国家は、アメリカなどが典型的な例ですが

ローコンテキストカルチャーと言って

一人一人が違う文化、歴史を持っているので

なるべく多くの情報を言語で伝えなければ理解し合えない

という前提があるのです🇺🇸

 

そのため英語は非常に論理的な構造になったんでしょうね。

 

なので、分からないことは分からないって言っちゃって良いんです‼️

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私もそうだったので良く分かるのですが

分からないというとバカにされるんじゃないかっていうのを怖がりすぎているから

日本人は英語が上達しないんじゃないかって常々思います。

 

そして完璧を求めすぎるところですね。

文法至上主義を学校で教えられているせいで

型からはみ出すことができないんですよね。

 

ということで、あなたも〜😀

 

* ご自身で作成した自分の専門分野にまつわる想定される

  コミュニケーションのリストの英語版を音読する

        ↓

* 英語を書きながら、目で読みながら、耳で聞きながら

  三重の記憶定着効果を得る

        ↓

* 外国人が喋っている英語を自分の記憶に定着した英語と

  照らし合わせながら想像力で補完して相手の意思を汲み取る

        ↓

  外国人とのコミュニケーションを円滑に進めることができる💗

 

のサイクルを回し始めましょう♪♪

 

いつも通りこのブログを読んだ後は最低20分3日間の英語学習を

学習プランに沿って進めてくださいね💕

 

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海外に行かなくても確実に英語をマスターする方法

英語を学ぶための一番の近道は外国に行くことだと思い込んでいませんか❓

もちろん生の英語に触れて、

英語で喋れないと生活できない環境に

身を置くことで効果的に英語を体得できる

という人もいるでしょうし、

それ自体を否定するものでは決してありません。

 

ですが英語はそもそも英語圏に行かないと学べないものなんでしょうか⁉️

 

そんなことは断じてありません‼️

その証拠として、

14年間フリーランス会議通訳として

あらゆる業界でお仕事させていただき、

 

年収1千万以上を稼いでいるこの私でさえ海外経験はほぼゼロです。

 

発音が日本人っぽいかって?

そんなことはありません。

 

一緒にペアを組んで仕事をしている同僚からも帰国子女だと思っていた、とよく言われます。

 

では日本にいながら効果的に外国人と会話のできる英語力をマスターするには

どうしたら良いでしょうか❓

 

このブログでは、

日本にいながらにして

ネイティブスピーカーよりも豊富な英語の語彙力と表現力を身につけて、

 

クライアントの信頼を勝ち取り

年収1千万超を稼いでいる

会議通訳の私だからこそ

お伝えできる学習法を、

 

英語力で年収を2倍以上にしたい皆さんにお伝えしていきます😃

 

まずはみなさんの働いている環境、専門分野にフォーカスしましょう。

 

最初のブログの中で、

 

Why(英語を学習する目的)を設定してから、

What(何を勉強するか)を決める

 

という順番が大切というお話をしました

(見ていない人は一番初めのブログを参照くださいね)。

 

漠然と英語の勉強をしようと思って

適当なテキストや英語の報道番組を見ても、

 

分からないことが多すぎて

すぐに挫折してしまいます。

 

私も通訳の勉強をしているときは

わからない単語が多すぎて意味を見失ってしまい、

効果が感じにくくてしょっちゅう挫折感を味わっていました。

 

通訳や翻訳を仕事にしようと考えている人は別ですが、

闇雲に英語を勉強しようとしてもうまく結果につながりにくいのです😅

 

そこでまずはみなさんの業務に本当に必要な英語はどんな英語なのか、

 

想像力を最大限に膨らませて」しっかりと考えてください。

 

それだけでもう8割の成功を手にしたようなものです‼️

 

例えば、接客業の場合は、

おもてなしの精神が何より重要で、

英語はそれを伝えるためのツールに過ぎないのですから、

 

CAさんの場合は飛行機を利用する人、

ホテルの場合は宿泊客とみなさんの接客対象の

ニーズや困りことは何かということを

 

想像力を最大限に膨らませて設定していき、その範囲で必要な英語力を身につければ良い」のです。

 

貿易関係のお仕事をされているのでしたら、

最低限必要な貿易条件についての専門的な英語の用語を押さえて、

 

次に相手との交渉で想定されるシーンを思い描きます。

 

貿易なので値段の交渉や、

仕入れる商品の数量、

仕入れのタイミングや契約内容などでしょうか。

 

それに伴って必要な英語は何かと考えていけば

自ずと必要な学習範囲が定まってきます。

 

ここでも「想像力を最大限に膨らませてなるべく多くの考えられる状況を想定する」ことが大事です。

 

専門分野について一番知識があるのは

何より皆さんご自身なのですから、

 

そこをカバーできる英語力を押さえる

 

ことができればそれは皆さんの一番の強み

になります。

 

一旦身につけた強みは皆さんにとって一生涯の資産となります。

 

CNNやABCニュースで

アメリカの大統領がどんなスピーチしてるか

をいくら一生懸命勉強しても無意味

なのが分かりますよね😅

 

共感できない畑違いの分野の英語を勉強しても

 

自分の語彙力や読解力の欠如を思い知るだけでモチベーションがどんどん下がってしまいます😅

 

ではここで時間を取ってみなさん自身の専門分野について考えてみて下さい😃

皆さんが追うべきプロセスのおさらいです😊

 

* 自分の専門分野で起こりうる

コミュニケーションのシーンを

できるだけたくさん想定し、

日本語でリスト化する  

     ↓

* それをできるだけ自分で

英語に訳してみる

(できないところはできなくてオッケー。それが自分の現状把握に繋がります)

     ↓

* 自分で英語に訳せなかった箇所

を学習対象と定めて学習計画を作る

 

ここまで来れたら大成功です😀😀

 

さあ、思い立ったが吉日♬♬  今から早速リストづくりを始めましょう!!

 

最初にもお伝えしましたが、

このブログを読んだあとは最低限20分の学習を3日間続けるようにしてみてくださいね。

 

そして、学習履歴はしっかりと残してください。

 

例えば紙や電子媒体で何を勉強したかを記録する、あるいは勉強ノートを作って自分の手で書き込んでいく。

 

最近文字を書かないので漢字をどんどん忘れますが、英語学習でも同じです。

 

文字に書き残すことは記憶として残すための重要な要素なので、積極的に英語を手で書くようにしましょう。

 

そのようにして残っていく学習の記録が継続のためのモチベーションにつながります♪♪

 

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