絶妙にフィットする動詞さえ掴めば、それだけであなたの言いたいことは英語で200%伝わる!!(その6)
本日もダイナミックな英語作りに欠かせない
印象的でマルチに使える極上の動詞感覚を
あなただけに紹介していきます。
ビジネスで特に頻出する動詞を厳選していますので
話すスキルを爆上げするために最後まで読んで
頭の中に記憶したらアウトプットして定着させてくださいね。
アウトプットについては記憶定着の必須の要素として
他のブログ記事でご紹介していますのでこの機会に読み返してみてください。
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その6 Request と Require
辞書を引くとどちらも「要求する」と出てくるので違いを認識するのが難しいのですが、この二つの動詞はニュアンスが違っています。
Requestはお願いや提案を表すのに対して
Requireはより強い意味の要請、指示という意味になります。
この2つの用語を使い分けることは
コミュニケーション上の誤解を避ける上で重要ですし
違いをマスターできればワンランク上の英語表現を身につけることになります。
まずRequstについて説明します;
Requestの類語をSkellというサイトで調べると、次のようになります。
下半分に図示されている単語群の中で
文字が大きいものがそれだけrequestと互換的に使用されることが多い単語になるので
ニュアンスが一目で理解しやすいと思います。
Informationやproposal、変わったところではdecisionという単語の互換性が高いのが分かります。
Reviewやplan、offerなどもありますが
いずれもそんなに語気が強い単語ではありません。
以下にrequestの例文を示します;
● Umbrellas are available upon request.
お願いすれば、傘を借りることができます。
● Please request stock samples before oredering.
注文する前に在庫のサンプルを希望し(取り寄せ)てください。
● Consumers must request refund within 60 days.
返金は60日以内に申し込む必要がある。
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では次にRequireです;
同じようにSkellというサイトで類語を調べてみると
Requireという単語がヒットしなかったので
名詞のRequirementを調べてみました。
Requestでも出てきたinformationやplanもありますが
それよりもstandard、regulation、rule、law
といった単語との互換性があることが分かります。
つまり、日本語ではどちらも要求と訳されがちですが
Requireの方が要求の度合いが強いのです。
ルールや規則、標準的な慣行に照らし合わせて
〜することが要求される
ということなんです。
そうすることがstandardなんだよ、みたいな感じですね。
以下に例文を紹介します;
● Cultural events require approval from the government.
文化イベントを開催するには政府の許可が必要だ。
● Major
大規模な構造改革にはかなりのリソースを要する。
● The required
必要資金は1億ドルを超える。
これは実例のエピソードなのですが
通訳の同僚で、長時間一名で通訳をさせられる会社でのお仕事に体力の限界を感じて
上司に長時間の会議は2名体制にしてくれと依頼したそうなのですが
その際;
"This is not a request. It is a requirement❗️"
(これはお願いではなくて、要求です)と言って詰め寄ったそうです。
一人で長時間色んな会議を対応させられていた苦労が伺えました😅
一言ビジネスチェック!
因みに、requireの名詞のrequirementは、IT用語では要件という意味です。会社にシステムを導入する際に、ITのエンジニアの方はビジネスユーザーに聞き取りを行なってどんなシステムを開発すれば業務プロセスが自動化されるかを考えます。そのプロセスが要件定義と言われています。
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今日お伝えした、requestとrequireの違いは
学校や辞書、参考書ではなかなか窺い知ることのできない
会議通訳だから教授できる生きた英語の使い方の実例です!
これで皆さん2つの単語を即座に正しく使い分けることができるようになりましたね😀
次回も皆さんの英語を話すスキルを爆上げする動詞をご紹介しますので
楽しみにしていてくださいね!
さて今回も、このブログを読んだみなさんは
英語力を身につけて収入を2倍以上に増やすための
学習継続の習慣を身につけるべく
最低20分の学習を3日間続けてくださいね♫
継続は力なり!!